ネットで本場のゲームプレイはインターカジノで決まり!
カジノでプレイしてもパソコンでプレイしても、ポーカーは同じゲームです。どんな場合でも、フラッシュがストレートに勝つのは同じです。どちらのトーナメントでも、プレイヤーはベットしてブラフを仕掛け、お互いにバッドビートにハマる、というような展開に変わりはありません。どちらかのプレイ形式で学んだスキルの大半は、もう一方のプレイ形式でも容易に通用します。
しかしながら、両者はこれ以上ないほど違うゲームだというファンもいます。チェスとチェッカーを比較するようなものだという人もいます。オンラインポーカーはビデオゲームであり、実店舗でのポーカーはより競技的です。一方は「バーチャル」で、もう一方は「フィジカル」なのです。
現在では、トッププロの過半数、さらにはあらゆるレベルの多くのプレイヤーが、オンラインと実店舗の両方でプレイしています。どちらでプレイするにせよ、それぞれのゲーム形式をしっかりと理解していなければなりません。
ベットの規模
オンラインと実店舗でのゲームは、とりわけオープニングのプリフロップのレイズに関して、その規模が異なります。オンラインのキャッシュゲームのプレイヤーはビッグブラインドの2倍、2.5倍、3倍程度でオープンします。これが実店舗だと、特にステークの低いライブゲームでは5倍、6倍、それ以上でオープンすることも珍しくありません。
トーナメントとなるとまた話は別ですが、実店舗でのプレイヤー、特にポットサイズをうまく把握できていない初心者がオーバーベットしてしまうということも時として起こります。
コール vs. フォールド
プリフロップのコールでは、実店舗でのプレイヤーの方がオンラインプレイヤーよりもルーズなのは常ですが、ポストフロップからは違いが出てきます。オンラインプレイヤーの方が実店舗でのプレイヤーよりも、重要なポストフロップでのコールをより多く行う傾向にあるようです。そこで、対面の方がオンラインよりもリバーでの大きなブラフが刺さりやすいというように思われるかもしれませんが、これはプレイヤーや場の流れ次第で変わってきます。
ゲームのペース
実店舗とオンラインのポーカーで最もわかりやすい表面的な違いの1つは、プレイのスピードです。オンラインポーカーは実店舗でのゲームよりも遥かに流れが早いです。このためオンラインでのプレイを楽しんでいるプレイヤーの中には、実店舗でのゲームは、退屈で耐えられないという人もいます。
ノーリミットホールデンの場合、実店舗でのゲームで1時間あたりのプレイ数は約30ハンドほどであるのに対し、オンラインでは1テーブルで1時間あたり60ハンド(もしくはそれ以上)、ショートハンドのゲームならさらに多くのプレイが行われます。また、オンラインであれば複数テーブルでのプレイが可能なので、1時間あたりのハンド数をさらに増やすことができます。
結果として、オンラインでは、良くないハンドになってしまった時の認識が過小評価されがちになります。より多くのハンドをプレイして多くのことを目の当たりにしているので、このような状況がプレイヤーの思考に影響を与えるのです。
オンラインでの読み合い vs. ライブポーカーでの読み合い
お互いの姿が見えないというのはオンラインとライブの明らかな違いです。オンラインでは仕草や表情などから相手に何かが伝わるということがありません。これは間違いなくテーブルトークに影響します。実店舗におけるゲームでのテーブルトークは、決定的な影響力を持つこともありますが、オンラインプレイでは意味を持ちません。
経験豊富なライブプレイヤーによると、ライブでのプレイの方が遥かに相手を「プロファイリング」しやすいそうです。